転職のタイミング

2017年7月26日

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転職の時期はいつがベスト?

給与や待遇など、よりよい条件や働きやすい環境を求めたり、自分のキャリアアップを目指して行う転職

 

転職を考えたとき、転職先の企業の状況や雇用条件、企業風土、任される仕事などについ目が向きがちですが、転職には最適のタイミングがあるということをご存じですか? スムーズに、自分に有利な条件で転職するためのタイミングについてまとめてみました

 

最も転職市場が活発化する2月

2月の転職

新年度が始まる4月に向けて、企業側が体制を整え始める2月は転職市場が最も活発化する時期です。

 

実際に、2月から3月にかけては中途採用の求人数が増える時期ですが、3月に入ってしまうと新卒採用の新入社員の入社に向けての準備が始まるので、企業の人事としてはエネルギーを分散しなければなりません。

 

それをできるだけ避けるため、2月の間に中途採用のめどをつけておきたいという理由もあります。

さらに新入社員の入社とタイミングを合わせておくと、研修などが新入社員と同時に行えるため、スケジュールが組みやすく、施設の利用や、研修にかかる時間と手間をカットすることができます。

 

また、3月の年度末はどのような業界であっても一年で最も忙しい時期に突入します。そのため、できるだけ3月には他の業務をできるだけ減らしたいという事情もあり、どうしても2月のほうが転職市場が活発化しがちです。

 

そのほか、年度末というキリのいいタイミングで退職する人の数も少なくないため、2月は転職市場がもっとも活発になる時期と言うことができます。

 

8月~9月にかけても求人数が増加

8月、9月の転職

また、2月以外には8月から9月にかけても求人数が増加する時期。

 

これは10月がちょうど半期の区切りとなるタイミングに当たるため、半期の事業計画に合わせた求人が行われるからです。また、こちらも半期のタイミングに合わせて退社する社員が多いため、その穴を埋めるという意味合いもあります。

 

ただし、注意しなければならないのは、これらはあくまでも求人数が増加するタイミングで、転職にとってベストなタイミングかどうかは別だということ。

 

確かに求人は増加しますが、それを狙って転職活動をする人の数も増えるため、結果的には同じ入社の枠を争う競争相手もまた増加するということにつながります。

 

当然、多くの志望者がいるため、企業側の採用のハードルも高くなることも。

 

さらに、企業側からすると、多くの志望者が集まるため、そのほかの時期よりも待遇などの面で劣るということも考えられます。

 

特に有名企業や大手企業など、採用に時間をかける体力がある企業の場合には、あえてこの時期を避けて前倒しで採用活動を行い、優秀な人材を獲得しておくということもありますので、求人数の多さに惑わされないように注意することが必要です。

 

4月から5月の転職は狙い目?

4月、5月の転職

新年度が始まる4月と、そのあわただしさが落ち着いた5月にかけての時期は、転職活動を行いたいという人には実は狙い目の時期です。

 

もちろん、この時期は通常の採用活動は終了しているため、求人数自体は多くありません。ただし、企業側にとっては当初採用しようとしていた目標数に達していない場合、早急に人材を確保しなければいけない時期になります。

 

そのため、早く採用を行わなければいけないという理由から、通常よりも採用決定までのプロセスが短縮されることがあります。特に、穴の開いている部署やポストなどに専門性が必要な場合には、経験年数がそれほど長くなくても、採用に直結する場合がありますので、総務や人事、経理といった職種の経験者で、転職後も同じ職種を希望しているという場 合には、非常にスムーズに転職活動が成功するというケースも珍しくはありません。

 

 

賞与の時期まで粘るべき?

賞与時期の転職

今まで勤めていた企業から転職をしようという場合、気になるのがボーナス。

通常、夏のボーナスは6月下旬から7月上旬にかけて、冬のボーナスは12月初旬から下旬というのが一 般的な支給日ですが、今後のためにもできればボーナスをもらってから退職したいというのが人情です。

 

実際に、ボーナス直後の時期には転職希望者が増加します。 夏のボーナスの場合には、ボーナスをもらった後に退職してすぐに新しい職場で働き始めたいなら、転職活動は5月ごろから行うのが理想的です。

 

しかし、この時期には企業側は即戦 力の採用を求めているため、もし内定をもらったとしても、できるだけ早く入社してくれるようにと求められることになり、夏のボーナスはあきらめなければならないという可能性も 出てきます。

 

一方、冬の転職の場合にはどうでしょうか。冬のボーナス後に転職し、1月から働き始めたいという場合には、10月には転職活動を始めておきたいところ。

 

この時期は求人数も多い時期ですが、ライバルも多いので、内定を獲得するにはなかなかハードルが高くなるかもしれません。しかし、できるだけ早く職場を決めたいというのではなく、新しい仕事をじっくりと考えたいというのなら、この時期は理想的。

 

多くの企業の求人に目を通したり、知人や友人、転職エージェントに話を聞くなどして準備をすることができるので、焦って転職し て、やはり元の会社にいたほうがよかったという失敗を防ぐことができます。

 

ただし、年末年始の転職は翌年以降の体制を早めに整えたいという思いから求人数も増える半面、新年になると企業にとっても多忙な時期となるため、採用活動が鈍化します。

 

また、年末年始が転職時期に当たると、どのタイミングで新しい企業に入社したかによって、自分で確定申告をしなければならないなど事務手続きが増えますので、できれば年内に新しい会社に入社しておいたほうがいいということもできるでしょう。

 

転職活動にどれぐらい時間をかける? 

転職活動にかける時間

転職はそれぞれの時期により、求人数の増減や待遇などに違いがあることが分かりましたが、転職して後悔しないためにも、転職活動はしっかりと行いたいものです。しかし、準備に時間をかけすぎると、転職に必要な決断がどんどん難しくなってしまいます。

 

では、転職活動にはどれぐらいの時間をかけるのが理想的なのでしょうか。

 

一般的には、転職活動には3ヶ月から4ヶ月が必要だと言われています。 転職を決めたら、まずどのような企業に転職するのか、なぜ今の会社ではいけないのかなどを徹底的に考え、志望する企業や業界などの研究を行います。

 

実は、このプロセスが最も時間が必要です。というのも、この自己分析や業界研究が不足していると、転職の決意自体が揺らいだり、やはり今の会社にいたほうがいいのではと迷ってしまうことになります。この期間には2ヶ月程度の時間を掛けたほうがよいでしょう。

 

自分の行きたい企業や働きたい業界が定まったら、ここから応募書類の作成が始まります。 特に重要なのが職務経歴書やポートフォリオ。これまで自分がどのような仕事をしてきたのかなどをまとめなければいけません。

 

この職務経歴書づくりにもかなりの時間が必要になり ます。そこまで完成すればいよいよ書類を応募し、面接に進むということになります。 この選考過程でもやはり1ヶ月程度は必要になります。

 

これが転職活動の時間的な内訳になりますので、自分がどの時期に転職したいか、いつから新しい会社で働きたいかということを考え、その時期から逆算して転職活動をスタートさせることが大切です。

 

転職活動も重要ですが、さらに大切なのは新しい職場でどのような仕事をするかということ。そのためのエネルギーを温存するためにもタイミングのいい転職活動は必須です。

 

自分の条件や希望にあった時期に転職できるように、しっかりと準備と情報収集を行うことが重要と言えそうですね。

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