失業したけど、なにか?【第1話】

2017年8月9日

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LINEで退職勧奨?

僕は創業当時から、その会社で20年近く働いてきた

 

社長
俺の片腕として頑張ってくれ、俺を裏切るなよ
頑張って会社を大きくしましょう

 

 

純粋に会社を大きくしたい一心で、身を粉にして寝る間も惜しんで働いてきた

 

 

しかし長年の無理が祟ったのか、数年前から持病の椎間板ヘルニアが悪化し、

痛み止めの座薬を使っても効かず、椅子に座っているのもつらい状態

 

 

痛い!腰が痛い

 

 

そしてある夜、寝ているときに背中から腰にかけて、電流を流したような激痛に襲われた

 

 

「アギャー!」

 

結局、救急車で病院に運ばれ入院。そのまま手術することに

 

痛い!痛いよ~

 

 

 

会社も順調に少しづつ大きくなり、若手も育ってきたため、皆に迷惑はかけるが

僕が会社を休んでも業務に支障はないと考えていた

 

 

社長
しっかり治して、早く戻ってきてくれ
ご迷惑をかけてすみません。宜しくお願いします

 

 

入院してから手術するまで約2週間、退院して仕事に復帰出来るようになるまで約2週間

合計1ヶ月ほど会社を休むことになった

 

 

しかし初めは心配して、しっかり体を治すまで休むようにと言っていた社長が、手術後から

 

社長
いつから復帰出来るんだ
社長
今月の給料は払わんぞ!傷病手当を申請しろ

 

 

何度も何度もLINEを送ってきては、復帰の催促を迫る

 

 

それでも、僕は休んで会社に迷惑をかけている自分が悪いと考え

なるべく早く復帰します。ご迷惑かけてすみません

 

 

1日でも早く会社に戻って、仕事が出来るように僕はリハビリを頑張った

 

 

 

そしてある夜、社長からLINEで

社長
いつまでも好き勝手休んでいるつもりですか?仕事が出来ないなら会社を辞めてください

 

 

 

僕はあまりの悔しさに涙が出た

 

 

 

今まで、家庭も顧みず体を壊すまで死ぬほど働いてきたのに

 

 

「結局、自分も社畜の一人に過ぎなかったのか?」

「20年近く、会社の為に働いてきた時間は全て無駄だったのか?」

 

 

 

 

僕は自問自答を繰り返した

 

 

そして僕は退職を決意し、会社都合

で辞めることになり、生まれて初めてハローワークに行き

失業保険の手続きをした

 

 

家族が教えてくれたこと

すぐに転職を考え、毎日ハローワークに行ったり、ネットで検索しては

面接を繰り返すが、特別なスキルもないうえ、年齢的な部分もあり、

なかなか思うような仕事が決まらない

 

ヤバい!生活どうしよう

 

 

寝ていても、仕事をしていた頃の夢を見るようになり、大量に汗をかいてハッと

夜中に目が覚める

 

 

この頃の僕は、ちょっと鬱ぎみだったかもしれない

 

ハァーめんどくせー、何かもうどうでもいいや

 

 

 

時間だけがあっという間に過ぎていくなか、

あるとき家族でご飯を食べているときに、末っ子が

 

末っ子
家族っていいな~

 

 

お兄ちゃん
何だよいきなり
面白いこというね
お姉ちゃん
変なの~
飼い猫19歳雌
ニャ~

 

 

食卓は家族みんなの笑い声に包まれた

 

 

末っ子
だってさー、あんまりみんなでご飯食べたことないじゃん
お姉ちゃん
そうだね
今までパパほとんど家にいなかったしね
飼い猫19歳雌
アオ~ン

 

 

僕はこの時に思った

この20年近くずっと仕事ばかりで、たまの休みも寝てばかり、

子どもたちのことは嫁に任せきりで、どこか遊びに連れて行ったことさえない

 

 

俺は会社の為に働いてきたんじゃない!家族を幸せにしたくて頑張ってきたんだ

 

 

 

しかしこの時の僕は、仕事が決まらない不安で押しつぶされそうだった

 

 

親父が教えてくれたこと

僕の親父は、数年前大量の睡眠薬を飲み、川に飛び込んで自殺した

63歳で、人生を終わらせる決断をしたのだった

 

親父
じゃあね~

 

親父は病気になってから、まともに働くことが出来ない体になり、生活保護を受けながら

暮らしていた

 

 

親しい友人もいない、趣味もない親父は家に引きこもり、いつからか鬱病で寝られず

睡眠薬を病院から処方されていたそうだ

 

親父酒飲みすぎ

 

親父と母親は離婚していて、子ども達もそれぞれ自立して疎遠になり

親父は一人、毎日何を考えて過ごしていたのだろうか?

 

親父一人

 

自分の人生に絶望し、生きることを諦めた親父に

見た目も性格も似ている僕は、いつか自分もそうなるのではないかと

将来が不安になる

 

 

 

失業してから自由な時間が増えた分、今後の人生について

どう生きていこうかと僕は考えるようになった

 

 

どうすっかなぁ?

 

 

 

僕は…

「せめて自分の家族だけでも、幸せにしたい

 何か子ども達に残してやりたい

 死んだら終わり、生きてさえいれば何度失敗しても

 やり直せる」

 

 

そう思った

 

 

そして

自分の時間と収入を、自分でコントロール出来るようにする

 

 

 

そう考えた僕は、失業保険が切れる月に、自分で起業して生きていくことを決断した

 

 

40歳からの成り上がり

振り返れば、子どもの頃から貧乏で、田舎が嫌になり

19歳のとき嫁を連れて逃げるように都会に出てきた

 

僕と嫁
頑張ろうね

 

小さいテレビとちゃぶ台とシングル布団ひとつしかない部屋で、

2人寄り添いながら、金はなかったが毎日が楽しかったあの頃

 

 

僕と嫁

 

僕と嫁と子ども

僕と子ども

 

 

がむしゃらに働いてきたこの20年、いつしか子ども達は大きくなり

気がつけば、自分は会社を辞めてふりだしに戻った

 

 

子どもの成長

 

 

 

そういえば、矢沢さんが言ってたな……

 

矢沢さん
勝ち組とか負け組が流行ってるけど、スタート切っているかどうかがオレは大事だと思うね

 

 

矢沢さん
その生き方を人のせいにしちゃダメだ。オレも人のせいにしないから

 

 

 

「よーし、オレの第2の人生はこれからだ!!」

 

 

絶対に成り上がってやるぜ~

 

 

飼い猫19歳雌
頑張れニャン

失業したけど、なにか?【第2話】はコチラ


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